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クライアント/サーバ方式とは

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クライアント/サーバ方式とは、サービスを提供するサーバーと、そのサービスを要求するクライアントの間でタスクやサービスが分割されるコンピューティングモデルを指します。

サーバーとは、アプリケーションやデータをホストする強力なコンピュータやシステムのことです。例えば、データベースをホストするデータベースサーバー、ファイルをホストするファイルサーバー、WebサイトをホストするWebサーバーなどがこれにあたります。

クライアントは、通常、ノートパソコンやスマートフォンなど、毎日使うようなコンピュータです。Webサイトの閲覧やデータベースへのアクセスなど、あるサービスにアクセスしたいとき、クライアント端末はサーバーにリクエストを出します。サーバーはそのリクエストを処理し、関連するデータをクライアントに送り返します。

クライアント/サーバ方式の例

1. Webブラウジング

Webブラウジング:Webブラウザ(クライアント)を使ってWebサイトを訪問すると、ブラウザはWebサイトをホストしているサーバーにデータを要求します。サーバーはWebページをブラウザーに送信し、ブラウザーはWebページを表示します。

2. 電子メール

電子メールを送受信する場合、電子メールクライアント(Outlook、Gmailなど)は電子メールサーバーと通信を行います。クライアントはサーバーにリクエストを送り、新しいメールのチェック、メールの送信、メールの削除などを行います。

3. オンラインゲーム

オンラインマルチプレイヤーゲームでは、デバイス上のゲーム(クライアント)はゲームサーバーに接続します。サーバーは何が起こっているかを追跡し、あなたのゲームにアップデートを送信し、他のプレーヤーと共有するためにあなたの行動を受け取ります。

4. データベースシステム

データベースシステム:ビジネスシーンでは、ソフトウェアアプリケーション(クライアント)を使用して、データベースに保存されている情報にアクセスすることがあります。クライアントソフトはデータベースサーバーにリクエストを送信し、データベースサーバーはリクエストされたデータを取得し、クライアントに送り返します。

まとめ

要約すると、クライアント/サーバーシステムでは、クライアントはサービスの要求者であり、サーバーはサービスの提供者です。このモデルにより、ネットワーク上でタスクとサービスを分割し、より効率的なリソースの使用と通信を可能にできます。