データベースにおいて、「データ型」とは、カラム、変数、式が保持できるデータの種類を指定する属性のことです。データ型には、整数、小数、文字列、日付などが含まれます。テーブルを作成する際には、各カラムにどのような種類のデータを格納するかを決めなければなりません。
このデータ型は正負両方の整数を保持できます。例えば、ある製品の販売個数は整数値として格納されます。
小数を含む数値を格納できます。例えば、商品の価格は浮動小数点で格納されます。
テキストを格納できます。例えば、顧客の名前は文字列として格納できます。
日付、時刻、またはその両方を保持できます。例えば、購入した日を日付として格納できます。
この型はtrue
またはfalse
の値を保持できます。例えば、顧客がプロフィールを完成させたかどうかを記録するカラムは、ブール型になります。
SQLでテーブルを作成する場合、次のように表示されることがあります。
この例において、int
、varchar(255)
、date
、boolean
、decimal(5,2)
はすべてデータ型です。これらは各カラムにどのようなデータを期待するかをデータベースに伝え、これを強制することもできます(例えばint
フィールドに文字列を入れることはできません)。
データベースシステムによってサポートするデータ型は異なりますし、独自のデータ型を定義できるものもあります。また、独自のデータ型を定義できるものもあります。データにどのようなデータ型を選ぶかは、そのデータが占める領域の大きさや、そのデータに対してどのような操作ができるかに影響します。