Cloud SQLとは

最終更新日 2023/05/25

Cloud SQLは、Google Cloud Platformが提供するフルマネージド型のデータベースサービスです。クラウド上でリレーショナルデータベースのセットアップ、メンテナンス、管理、運用を行うための方法を提供します。現在、Cloud SQLはMySQL、PostgreSQL、SQL Serverをサポートしています。

Cloud SQLの使用例

他のデータベースサービスと同様に、Cloud SQLは行と列を持つテーブルでデータを構成します。例えば、あなたがチャリティランイベントを運営しているとします。ランナーや寄付に関するデータを管理するためにCloud SQLを使用できます。

Runners という名前のテーブルがあり、以下のようなフィールドがあります。

- RunnerID = ランナーID
- FirstName = 名
- LastName = 姓
- Age = 年齢
- Email = メールアドレス

そして、 Donations という名前のテーブルには次のようなフィールドがあります。

- DonationID = 寄付金ID
- DonorName = 寄付者名
- Amount = 金額
- Date = 日付
- RunnerID = ランナーID

これらのテーブルの各行は異なるランナーや寄付を表すことになります。

Cloud SQLの特徴

さて、Cloud SQLが優れている点は、その使いやすさとスケーラビリティにあります。フルマネージドサービスとして、データベースのバックアップ、ソフトウェアのパッチ適用、自動フェイルオーバー、メンテナンスなど、多くの管理タスクを引き受けます。

例えば、チャリティランイベントのシナリオでは、ランナーや寄付金のデータのバックアップを心配する必要はありません。Cloud SQLが自動的に行います。また、イベントの人気が高まるにつれてCloud SQLデータベースを簡単に拡張して、より多くのデータを収容できます。

さらに、Cloud SQLは他のGoogle Cloudサービスと統合されているため、Google Cloud Platform上でアプリケーションを開発する場合にも最適です。しかし、これが最良の選択かどうかは、特定のユースケース、予算、すでに使用しているまたは使用する予定のクラウドインフラによって異なります。