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PBPとは

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投資回収期間(PBP)とは、ある投資案件が、当初の投資額を回収できるほどのキャッシュフローを生み出すまでにかかる期間を判断するための財務指標です。簡単に言えば、投資が「元を取る」までにかかる時間です。

PBPの例

例えば、1,000万円の新しい設備に投資することを検討しているとします。あなたは、この設備によって年間200万円の純キャッシュフローが増加すると見積もっています。

投資回収期間を計算するには、投資コストを年間リターンで割ることになります。

1,000万円(設備費用)/ 200万円(年間リターン) = 5年

つまり、この例では、機器の投資回収期間は5年ということになります。つまり、その設備がそれ自体のコストを支払うだけの追加キャッシュフローを生み出すには5年かかるということです。

まとめ

投資回収期間は、投資のリスクを評価する簡単な方法です。投資回収期間が短い投資は、初期投資を早く回収できるため、一般的にリスクが低いと言えます。しかし、投資回収期間は、お金の時間的価値や投資回収期間後に発生するキャッシュフローを考慮していないため、投資の潜在的なリターンをより完全に把握するためには、他の財務指標と合わせて使用する必要があります。