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SDXCとは

最終更新日

SDXCはSecure Digital eXtended Capacityの略で、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど、さまざまな電子機器のデータ保存に使われるメモリーカードのフォーマットの一種です。SDXCは、SD(Secure Digital Standard Capacity)およびSDHC(Secure Digital High Capacity)形式を含むSD(Secure Digital)ファミリーに属します。

SDXCカードの特徴

SDXCカードは、SDやSDHCと比較して、より高いストレージ容量と高速なデータ転送速度を提供するように設計されています。SDXCカードは最大2テラバイト(TB)のデータを保存でき、SDカードは最大2ギガバイト(GB)、SDHCカードは最大32ギガバイト(GB)のデータを保存できます。また、SDXCカードは、104MB/s(UHS-I)から985MB/s(UHS-III)まで、より高速なデータ転送速度に対応しています。

SDXCカードが使用されている例

1. デジタルカメラ

SDXCカードは、高解像度の写真やビデオを保存するためにデジタルカメラで一般的に使用されています。大容量かつ高速な転送速度は、RAW画像や4K動画などの高品質な画像・動画ファイルを保存・転送する際に特に有効です。

2. スマートフォンやタブレット端末

スマートフォンやタブレット端末の多くは、SDXCカードに対応したSDカードスロットを備えています。SDXCカードを挿入することで、より多くのアプリや写真、動画などのデータを保存でき、端末のストレージ容量を拡張できます。

3. ノートパソコンやPC

一部のノートパソコンやPCには、SDXCカードに対応したSDカードリーダーが内蔵されています。ユーザーは、デバイスとSDXCカードの間でデータを転送でき、文書、写真、ビデオなどのファイルを共有したりバックアップしたりするのに便利です。

まとめ

要約すると、SDXCはSecure Digital eXtended Capacityと呼ばれるメモリーカードフォーマットの一種です。セキュアデジタル(SD)ファミリーの一部であり、SDやSDHCフォーマットと比較して、より高いストレージ容量(最大2テラバイト)とより速いデータ転送速度を提供します。SDXCカードは、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど、さまざまな電子機器で、データの保存や転送によく使われています。