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いまさら聞けないIT用語辞典
TDD(テスト駆動開発)とは
TDD(テスト駆動開発)とは
開発手法
最終更新日
2023/05/15
目次
TDD(テスト駆動開発)とは、コードの前にテストを書くというソフトウェア開発手法です。これは、まずアウトプットがどうあるべきかを理解し、そのアウトプットを達成するためのソリューションを構築する、高度な計画手法のようなものです。
TDDの開発プロセス
ここでは、TDDの簡略化されたステップバイステップのプロセスを紹介します。
1. テストを書く
機能的なコードを書く前に、まず、機能または機能の改良を定義するテストを書きます。これは、機能のほんの少しに非常に焦点を当てるべきです。
2. テストを実行する
テストを実行すると、関数がまだ作成されていないため、失敗するはずです。これは奇妙に思えるかもしれませんが、テストが偽陽性でないことを確認し、コードが実装された後に本当に機能をテストすることになります。
3. コードを書く
今度は、テストがパスするような最も簡単なコードを書きます。
4. テストの再実行
コードを書き終えたら、もう一度テストを実行します。テストが通れば、次の小さな機能に移行できます。
5. コードをリファクタリングする
今、新しいコードは、何かを壊すことを恐れることなく、必要に応じてクリーンアップできます。テストが合格したので、あなたはバグを導入していないこと、新しいコードが要件を満たしていることを知ることができます。
TDDの例
例えば、電卓のアプリケーションを作っていて、足し算の関数を作っているところだとします。関数を書く前に、テストを書きますよね。テストケースの例としては、「2と3の和は5でなければならない」というものがあります。テストを実行すると、(関数がまだ存在しないので)失敗します。次に、加算関数のコードを書きます。再びテストを実行すると、合格しました。これで、コードをリファクタリングしたり、次の機能に進むことができます。
TDDはシンプルな設計を奨励し、テストがパスすれば、コードが機能的で、設定した要件を満たしていることがわかるので、自信を持たせることができます。