最終更新
リンドくん
たなべ先生、Go言語を学び始めたんですけど、変数とか基本的なことから教えてもらえますか?
たなべ
もちろん!Go言語はシンプルで学びやすい言語なんだ。
今日は変数、定数、演算子という基本中の基本を一緒に学んでいこう。
プログラミングを学ぶ上で、どの言語を選ぶかは重要な決断ではないでしょうか。
そのような中、多くの企業やエンジニアから注目を集めているのがGo言語です。
Go言語の魅力は何と言ってもそのシンプルさにあります。
GoogleによってWeb開発やシステム開発のために設計されたこの言語は、複雑な機能を排除し、誰でも理解しやすい構文を持っています。
この記事では、Go言語を学び始める方が最初に覚えるべき変数・定数・演算子について、プログラミング初心者の方でも理解できるよう、段階的に解説していきます。
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リンドくん
変数って何ですか?他の言語とGo言語で違いはあるんですか?
たなべ
変数はデータを入れておく箱のようなものだね。
Go言語の変数宣言は他の言語と比べて型推論という便利な機能があるから、実は書きやすいんだよ。
変数とは、プログラムの中でデータを一時的に保存しておくための仕組みです。
例えば、ユーザーの名前や年齢、計算結果などを記録しておく「箱」のようなものと考えてください。
Go言語では、この変数を使うことで様々なデータを管理し、プログラムの中で活用することができます。
Go言語には、変数を宣言する方法がいくつかあります。
初心者の方でも理解しやすい順番で見ていきましょう。
短縮宣言(:=
)は Go言語の特徴的な機能で、型を自動的に推論してくれるため、最も簡潔に変数を宣言できます。
実際の開発では、この方法が最もよく使われます。
Go言語では、変数に格納できるデータの種類が決まっています。主要なものを見てみましょう。
この型システムにより、プログラムの安全性が保たれ、実行時のエラーを防ぐことができます。
リンドくん
定数って変数と何が違うんですか?
たなべ
定数は一度決めたら変更できない値なんだ。
プログラムの中で「絶対に変わらない値」を定義するときに使うよ。税率とかパスワードの最小文字数とか、そういう値に使うことが多いね。
定数は、プログラムの実行中に値が変更されることのない名前付きの値です。
変数とは異なり、一度定義すると値を変更することはできません。
定数を使うメリットは以下の通りです。
実際のプログラミングでは、設定値や固定値を定数として定義することが一般的です。
このように定数を使うことで、プログラムの意図が明確になり、保守しやすいコードを書くことができます。
リンドくん
演算子っていっぱい種類がありそうで覚えられるか心配です...
たなべ
大丈夫!Go言語の演算子は直感的でわかりやすいんだ。
まずは基本的なものから覚えて、少しずつ慣れていけばいいよ。
算術演算子は、数値の計算を行うために使います。数学の記号とほぼ同じなので、理解しやすいはずです。
比較演算子は、二つの値を比較して真偽値(true/false)を返します。
論理演算子は、複数の条件を組み合わせるときに使います。
代入演算子は、変数に値を代入したり、既存の値を更新したりするときに使います。
リンドくん
Go言語の基本、だいぶ理解できました!思ったよりシンプルで学びやすいですね。
たなべ
そうだね!Go言語は「シンプルであること」を重視して設計された言語だから、初心者でも学びやすいんだ。
今日学んだ基本構文は、これからのGo言語学習の土台になるから、ぜひ実際にコードを書いて練習してみてね。
この記事では、Go言語の基本構文である変数・定数・演算子について詳しく解説してきました。
重要なポイントを整理すると以下の通りです。
変数について
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)が最も便利で実用的定数について
演算子について
Go言語は、Googleが開発したモダンな言語として、クラウド開発、マイクロサービス、AI関連のバックエンド開発など、様々な分野で活用されています。
今回学んだ基本構文は、これらの応用分野でも必ず使う重要な知識です。
プログラミング学習で最も大切なのは、実際に手を動かしてコードを書くことです。ぜひ今回の内容を参考に、自分なりの計算プログラムや簡単なアプリケーションを作ってみてください。