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取り合いを防ぐ境界と、止める条件

レベル 3委譲複数のエージェントを使う90

先に読む回:同時に動かして、速くなる仕事・ならない仕事

この回でできるようになること

  • 同じファイルを取り合わないように、担当の境界を引ける
  • 途中経過を見える形にし、止める条件を先に決められる

おさえておくこと

同時に書き込ませる前に、境界を引きます

同時に読むのは安全です。危ないのは、同時に書くときです。

  • 担当ごとに触ってよいフォルダを決める
  • 作業用のブランチや作業ツリーを分ける
  • 共通のファイル(設定・型定義・一覧)は、誰か1人だけが触る

境界を引けない仕事は、そもそも同時に進める仕事ではありません。順番にやったほうが速く終わります。

起きがちな失敗

同じ調査の重複
2体が同じファイルを読み、同じ結論に達する。費用だけ2倍になります。
決定の消失
片方が決めたことを、もう片方が知らないまま別の前提で進む。
まとめ役の破綻
returnされた結果が多すぎて、最後にまとめる側が読み切れない。

どれも、境界と返す形を先に決めていれば減らせます。

見えないものは、止められません

同時に動いていると、どこまで進んだかが分からなくなります。始める前に、次を決めておきます。

  • 途中経過をどこに書かせるか(ログ、作業メモ、コミット)
  • どうなったら止めるか(時間、試行回数、想定外のファイルに触れたとき)
  • 止めたあと、何を残して終わるか

ここまでで分からないところがあれば、この回の本文だけを使って答えてもらえます(任意・自分のAPIキーが必要です)。

この回では扱わないこと

  • Git のマージ運用の入門
  • 本番環境での同時デプロイ

やってみる

どちらでも60

同時に書き込ませる計画を、先に書く

複数の担当に同時に書き込ませる作業を1つ想定し、境界・観測方法・止める条件を作業前に決めます。

やること

  1. 同時に進めたい作業を1つ選びます。
  2. 担当ごとに、触ってよい範囲を書き出します。重なりがあれば、そこを1人の担当に寄せます。
  3. 共通のファイルを列挙し、誰が触るかを決めます。
  4. 途中経過をどこに残すかを決めます。
  5. 止める条件を3つ書きます(時間、想定外の範囲への接触、繰り返しの失敗)。
  6. 境界が引けなかった場合は、順番に進める計画に書き換えます。

できあがるもの:担当ごとの範囲、共通ファイルの担当、観測方法、止める条件3つを書いた計画

できたかどうかの確かめ方

こういうときどうするか自分で採点する

取り合いを、どう防ぐか

3つの担当に同時に機能を追加させたところ、全員が同じ設定ファイルに追記して、最後にまとめる段階で衝突しました。どう境界を引き直すかを書いてください。

境界の引き直し

まだ
「気をつけて書かせる」で済ませている。
できた
共通ファイルを1人の担当に寄せる、または作業を分ける方法を示している。
よくできた
境界が引けない場合は順番に進める、という判断まで含めている。
作ったものを点検する自分で採点する

止める条件と、見る手段があるか

作成した計画を、次の観点で点検してください。

途中が見えるか

まだ
途中経過をどこに残すか決めていない。
できた
残す場所が決まっていて、あとから読める。
よくできた
誰がいつ何をしたかが、順番に追える形になっている。

止める条件

まだ
止める条件がない、または1つだけ。
できた
条件が3つ書かれている。
よくできた
止めたあと何を残すかまで決まっている。

この回の情報の出どころ

この回で触れている外部の情報は、いちばん古いもので 2026-09-14 に確かめたものです。 この日付は ADR-0019 の一次情報一覧から引き継いでいます。

この回の記録

書いた内容はこのブラウザの中だけに残ります。送信はしません。 成果物そのものではなく、どこにあるか(ファイルの場所、ブランチ名など)を書いてください。 鍵やパスワードは書かないでください。

確かめた結果

取り合いを、どう防ぐか
止める条件と、見る手段があるか
置き場所を書き、すべての確認を「できた」以上にすると、記録つきの完了になります。

AIに見てもらう(任意)

使わなくても、すべての回は完了できます

作ったものを、この回の観点表に照らして見てもらえます。返ってくるのは助言であって、 合否ではありません。完了にするかどうかを決めるのは、いつでもあなたです。 自分のAPIキーを使うため、料金はご自身のアカウントに請求されます。

先に、上の「この回の記録」ですべての確認に自分で評価を付けてください。 モデルの評価を先に見ると、自分の判断がそれに引きずられます。

プロバイダ

キーはこの実行にのみ使われ、保存もログ出力もしません。ブラウザにも残らないため、ページを離れると再入力が必要です。

APIキーを発行する