AI駆動開発ロードマップ
AI駆動開発を、手を動かしながら順番に学べる教材です。各回に「やってみること」と「確かめ方」が付いていて、外部の情報はいつ確かめたかも書いています。
この教材の進め方
読み終えただけでは、完了にしません。実際に手を動かして作ったものと、その確かめた結果がそろって完了です。 ログインもお金も、GitHubとの連携もAPIキーも要りません。
答える
いまの状況・目標・使える時間・使うツールを選びます。4問だけです。
順番が出る
決まった規則で、学ぶ順番が決まります。外した回も理由つきで表示します。
読む
1回分の内容を読みます。外部の話には、いつ確かめた情報かを添えています。
やってみる
捨ててよいリポジトリか、自分のリポジトリで手を動かします。
残す
仕様・テスト・スキル・レビュー・決定記録など、後に残るものを1つ作ります。
確かめる
観点の表と、できれば実行結果で、作ったものを確かめます。
書き留める
うまくいかなかったこと、迷ったこと、次にやることを書きます。
次へ進む
目に見える形で確かめられたときだけ、次に進みます。
自分に合う順番を出す
4つ選ぶだけです。決まった規則で順番が決まるので、同じ答えなら何度やっても同じ順番になります。 選んだ内容はこのブラウザの中だけで使い、どこにも送りません。
次にやること
AI駆動開発とは何で、何ではないか- AI駆動開発とは何で、何ではないか
いまの状況と目標に合うため/約45分
- 失敗しても戻せる、最初の1変更
いまの状況と目標に合うため/約1時間
- ふわっとした依頼を、判定できる依頼にする
いまの状況と目標に合うため/約1時間
- 毎回渡す情報と、そのときだけ渡す情報
いまの状況と目標に合うため/約1時間15分
- 仕様に何を書き、何を書かないか
いまの状況と目標に合うため/約1時間30分
- 仕様から実装まで、ひととおり回してみる
いまの状況と目標に合うため/約2時間
- 進め方を選ぶ、という作業
いまの状況と目標に合うため/約1時間15分
- AI-DLC と BMad から、使えるところを借りる
いまの状況と目標に合うため/約1時間30分
- 判定基準から、テストを起こす
いまの状況と目標に合うため/約1時間30分
- 機械で決まる確認と、人の判断が要る確認
いまの状況と目標に合うため/約1時間15分
- 説明ではなく、変わった箇所を見る
いまの状況と目標に合うため/約1時間30分
- 危ないものが混ざっていないか見る
いまの状況と目標に合うため/約1時間15分
今回はやらなくてよい回
- 指示ファイルを、読まれる形で書くいまの目標より先の段階のため
- スキルを1つ作って、発火を試すいまの目標より先の段階のため
- 外部ツールを、最小の権限でつなぐいまの目標より先の段階のため
- 任せる前に、契約を書くいまの目標より先の段階のため
- 自分でやるか、スキルにするか、任せるかいまの目標より先の段階のため
- 同時に動かして、速くなる仕事・ならない仕事いまの目標より先の段階のため
- 取り合いを防ぐ境界と、止める条件いまの目標より先の段階のため
- 小さく分けて、自動で確かめて届けるいまの目標より先の段階のため
- 壊れたら戻す。そして手順を直すいまの目標より先の段階のため
- 機能を1つ、最初から最後まで通すいまの目標より先の段階のため
5つの段階
段階は、学ぶ順番の目安です。資格ではありません。FRKZ は認定も証明書も出しません。
| レベル | できるようになること |
|---|---|
| 0. 基礎 | AIのツールを安全に使い、小さな変更を自分で確かめられる |
| 1. 実践 | やりたいことから変更までを、仕様・計画・テスト・レビューつきで一周できる |
| 2. 土台づくり | エージェントが毎回同じように動くよう、リポジトリの側を整えられる |
| 3. 委譲 | 区切った仕事をエージェントに任せて、返ってきたものを見極められる |
| 4. 運用 | あとから追えて、いつでも戻せる形で、変更を本番まで届けられる |
全体の道のり
全11トラックのうち、いま読めるのは22回分です。
- レベル 0・基礎約1時間45分
0. まずは安全に、1回やってみる
AI駆動開発がどういうものかを、まず言葉にできるようにします。そのうえで、失敗しても元に戻せる場所で、最初の1変更を通してみます。
ここでできるようになること
- 補完・チャット・ワークフロー・エージェント・サブエージェントの違いを、自分の言葉で説明できる
- AIが間違えるときのパターンを知り、それを前提にした手順を組める
- エージェントに渡す権限を決め、失敗しても元に戻せる状態で作業できる
- レベル 1・実践約2時間15分
1. 頼み方と、渡す情報
「なんとなくこうしたい」を、できたかどうか判定できる依頼に書き直します。あわせて、毎回読ませる情報と、その作業のときだけ渡す情報を分けます。
ここでできるようになること
- やりたいこと・条件・やらないこと・完成の判定基準・確認方法を書き出せる
- 作りはじめる前に、確認しておくべきことを見つけられる
- 毎回読ませる情報と、そのときだけ渡す情報を分けられる
- レベル 1・実践約3時間30分
2. 「何が正しいか」を先に決める
作る前に、何ができていれば正しいのかを書き出します。仕様・計画・作業・確認を、1本の流れとしてつなぎます。
ここでできるようになること
- 「できた」と判定できる条件を、具体例つきで書ける
- 仕様を先に固めるか、作りながら直すかを、案件に応じて選べる
- すでにあるコードに、あとから仕様を足せる
- レベル 1・実践約2時間45分
3. 進め方の型を選ぶ
開発の進め方には、いくつかの型があります。どれが正解かではなく、目の前の案件にどれが合うかを選べるようにします。
ここでできるようになること
- AIに手伝ってもらう進め方と、AIに任せる進め方の違いを説明できる
- 案件の大きさ・不確かさ・失敗したときの影響から、進め方を選べる
- 選んだ型のうち使わない部分を決めて、その理由を書ける
- レベル 2・土台づくり約4時間15分
4. リポジトリ側を整える
エージェントが毎回同じように動くよう、リポジトリの側を整えます。指示ファイル、スキル、よく使う手順、外部ツールとの接続が対象です。
ここでできるようになること
- AGENTS.md などの指示ファイルを、範囲・優先順位・実行できるコマンドで組み立てられる
- どんなときに使うかがはっきりしたスキルを1つ作り、動く場合と動かない場合を試せる
- 外部ツールを、必要最小限の権限でつなげられる
- レベル 3・委譲約3時間
5. 任せる仕事の形を決める
何を渡し、何を返してもらい、どこで止めてもらうか。任せる前に決めておくことを、文章の形にします。
ここでできるようになること
- 調べる・決める・実行する・確かめる・やり直す、という流れを設計できる
- 渡すもの・使ってよいツール・返してもらうもの・止める条件を書き出せる
- 自分で進める/スキルにする/別のエージェントに任せる、を使い分けられる
- レベル 3・委譲約3時間30分
6. 複数のエージェントを使う
同時に動かすと速くなる仕事と、かえって混乱する仕事があります。その見分け方を、できあがりの質・時間・費用で判断します。
ここでできるようになること
- 同時に動かす・順番に動かす・振り分ける・まとめ役を置く、といった形を使い分けられる
- 同じファイルを取り合わないように、担当の境界を引ける
- 1体で進めた場合と複数で進めた場合を、同じ課題で比べて判断できる
- レベル 1・実践約2時間45分
7. テストで確かめる
「動いているように見える」と「動いている」は別物です。仕様からテストを起こし、機械で判定できるものとできないものを分けます。
ここでできるようになること
- 完成の判定基準から、テストを起こせる
- 機械で判定できる確認と、人やAIの判断が要る確認を分けられる
- どの要求をどのテストで確かめたか、あとから辿れる
- レベル 1・実践約2時間45分
8. レビューと安全確認
AIの説明ではなく、実際に変わった箇所を見てレビューします。指摘には必ず根拠を添えます。
ここでできるようになること
- 正しさ・要求どおりか・読みやすさ・安全性の観点で、変更点をレビューできる
- 指摘に、重大度・場所・影響・再現手順・直し方を添えられる
- 秘密情報・依存ライブラリ・権限・消してはいけない操作の危うさに気づける
- レベル 4・運用約3時間
9. 本番まで届けて、運用する
AIが書いた変更を、あとから追えて、いつでも戻せる形で本番まで届けます。
ここでできるようになること
- 小さく分けたコミットと自動チェックを通して、変更を届けられる
- 問題が起きたときに元へ戻し、何が起きたかを記録できる
- 振り返って分かったことを、リポジトリのルールやテストに反映できる
- レベル 4・運用約8時間
10. 総仕上げ
実際の機能を1つ、最初から最後まで通します。提出するのは感想ではなく、残った成果物です。
ここでできるようになること
- 課題の設定から運用の記録までを、ひとそろいの成果物として出せる
- 選んだ進め方と、その理由を説明できる
- 振り返りから、次回も効く改善を1つ残せる
扱うデータ
- 答えた内容と進み具合は、お使いのブラウザの中だけに保存します。
- どちらもサーバーへは送りません。順番の計算も、ブラウザの中で行っています。
- リポジトリの中身・指示の文面・APIキーは、保存も送信もしません。
- 進み具合はファイルに書き出せます。別のパソコンで読み込めます。
- リポジトリ解析は任意です。読み取るのはファイル名と設定だけで、中身は取得しません。
- 教材の内容と、参照している情報の出どころは、リポジトリ上で管理しています。