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外部ツールを、最小の権限でつなぐ

レベル 2土台づくりリポジトリ側を整える90

先に読む回:指示ファイルを、読まれる形で書く

この回でできるようになること

  • 外部ツールをつなぐ仕組みを、登場するものの役割で説明できる
  • 必要最小限の権限で1つ接続し、権限が足りないときの挙動まで確かめられる

おさえておくこと

登場するのは3つだけ

MCP(Model Context Protocol)は、AIのツールと外部のサービスをつなぐための共通の約束ごとです。登場するものは3つです。

サーバー
外部の機能を提供する側。データベース、課題管理、ファイル置き場など。
クライアント
それを使う側。コーディングエージェントがこちらです。
ツール・資料・定型文
サーバーが提供する中身。何ができるかは、サーバーごとに違います。

接続の形が共通なので、一度つなぎ方を覚えると、別のサーバーでも同じ手順で足せます。

つなぐ前に、渡す権限を決めます

接続は便利ですが、つないだ瞬間にエージェントの手が届く範囲が広がります。

  • 読み取りだけで足りるなら、書き込みは渡さない
  • 対象を、必要なプロジェクトやフォルダに絞る
  • 秘密情報は環境変数で渡し、設定ファイルに値を書かない

FRKZ の「MCP設定ジェネレーター」(/tools/mcp-config)で、設定の形を確認できます。

つながらないときの動きも見ておきます

接続は失敗します。サーバーが落ちる、権限が足りない、応答が遅い。どれも普通に起きます。

権限をわざと外した状態で1回試して、エージェントがどう振る舞うかを見ておいてください。黙って別の手段に流れるのか、止まるのかが分かります。

ここまでで分からないところがあれば、この回の本文だけを使って答えてもらえます(任意・自分のAPIキーが必要です)。

この回では扱わないこと

  • MCPサーバーの実装方法
  • 特定サービスのアカウント設定手順

やってみる

どちらでも75

外部ツールを1つ、最小の権限でつなぐ

外部ツールを1つ選んで接続します。渡す権限を最小にし、権限が足りないときにどうなるかまで確かめます。

やること

  1. つなぐツールを1つ選びます。壊れても困らないものにしてください。
  2. そのツールで、読み取りだけで足りる作業を1つ決めます。
  3. 渡す権限を書き出し、要らないものを消します。
  4. 接続して、決めた作業を実行します。動いたことを記録します。
  5. 権限をわざと1つ外して、同じ作業を試します。エージェントがどう振る舞ったかを記録します。
  6. 秘密情報が設定ファイルに書かれていないことを確かめます。

使えるFRKZのツール

できあがるもの:渡した権限の一覧、成功時と権限不足時それぞれの記録

できたかどうかの確かめ方

言葉で説明する自分で採点する

登場するものの役割を言えるか

外部ツールをつなぐ仕組みについて、サーバー・クライアント・提供される中身の役割を、1行ずつ書いてください。

役割を分けて言えるか

まだ
3つのうち2つ以上で、役割が書けていない。
できた
3つとも、何を担当するかが書けている。
よくできた
自分が接続したツールを例にして、それぞれが何だったかを示せている。
作ったものを点検する自分で採点する

渡した権限は、最小になっているか

接続の設定と記録を、次の観点で点検してください。

権限の絞り込み

まだ
既定のまま接続していて、何を渡したか説明できない。
できた
渡した権限を列挙でき、要らないものを外している。
よくできた
対象の範囲(プロジェクト、フォルダ)まで絞っている。

足りないときの動き

まだ
成功したときしか試していない。
できた
権限が足りない状態を試し、どう振る舞ったかを記録している。
よくできた
黙って別の手段に流れた場合に、それを防ぐ指示まで加えている。

この回の情報の出どころ

この回で触れている外部の情報は、いちばん古いもので 2026-09-14 に確かめたものです。 この日付は ADR-0019 の一次情報一覧から引き継いでいます。

この回の記録

書いた内容はこのブラウザの中だけに残ります。送信はしません。 成果物そのものではなく、どこにあるか(ファイルの場所、ブランチ名など)を書いてください。 鍵やパスワードは書かないでください。

確かめた結果

登場するものの役割を言えるか
渡した権限は、最小になっているか
置き場所を書き、すべての確認を「できた」以上にすると、記録つきの完了になります。

AIに見てもらう(任意)

使わなくても、すべての回は完了できます

作ったものを、この回の観点表に照らして見てもらえます。返ってくるのは助言であって、 合否ではありません。完了にするかどうかを決めるのは、いつでもあなたです。 自分のAPIキーを使うため、料金はご自身のアカウントに請求されます。

先に、上の「この回の記録」ですべての確認に自分で評価を付けてください。 モデルの評価を先に見ると、自分の判断がそれに引きずられます。

プロバイダ

キーはこの実行にのみ使われ、保存もログ出力もしません。ブラウザにも残らないため、ページを離れると再入力が必要です。

APIキーを発行する