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説明ではなく、変わった箇所を見る

レベル 1実践レビューと安全確認90

先に読む回:判定基準から、テストを起こす

この回でできるようになること

  • AIの説明ではなく、実際に変わった箇所を順に見てレビューできる
  • 指摘に、場所・影響・再現手順・直し方を添えられる

おさえておくこと

報告と差分は、別のものです

「テストを追加し、エラー処理を改善しました」という報告は、何が変わったかを説明していません。実際に変わったのは、行です。

レビューは差分から始めます。報告は、差分を読む順番を決めるための地図として使います。

見る順番

消えたもの
削除された行と、消えたテスト。いちばん見落とされます。
触っていないはずの場所
依頼していない範囲の変更。整形やリネームが混ざっていないか。
新しく増えた依存
追加されたライブラリと、その理由。
中身
ロジックそのもの。

最後の1つだけを見るレビューが、いちばんよくある形です。

指摘には根拠を付けます

「ここは良くないと思います」は、受け取った側が判断できません。次の4つを添えてください。

場所
ファイルと行。
何が起きるか
この条件のとき、こうなる。
再現手順
その状況をどう作るか。
直し方
こうすれば直る、という案。

この4つが書けない指摘は、まだ思いつきの段階です。書けるまで調べるか、指摘を取り下げます。

ここまでで分からないところがあれば、この回の本文だけを使って答えてもらえます(任意・自分のAPIキーが必要です)。

この回では扱わないこと

  • コードスタイルの議論
  • チームのレビュー体制づくり

やってみる

自分のリポジトリで75

AIが書いた変更を、順番に見る

AIに書かせた変更を1つ選び、消えたもの・範囲外・依存・中身の順にレビューします。指摘には4つの要素を必ず添えます。

やること

  1. AIに書かせた変更を1つ選びます。まだ取り込んでいないものにしてください。
  2. 先に報告文を読み、どこを見るかの見当をつけます。
  3. 削除された行と消えたテストを確認します。
  4. 依頼していない範囲の変更がないか確認します。
  5. 増えた依存があれば、必要かどうかを判断します。
  6. 中身を読み、見つけた問題に場所・何が起きるか・再現手順・直し方を添えます。
  7. 4つを書けない指摘は、調べ直すか取り下げます。

できあがるもの:4つの観点それぞれの確認結果と、根拠つきの指摘一覧

できたかどうかの確かめ方

作ったものを点検する自分で採点する

見る順番を守ったか

レビューの記録を、次の観点で点検してください。

4つの観点

まだ
中身だけを読んでいる。
できた
消えたもの・範囲外・依存・中身の4つを、それぞれ確認した記録がある。
よくできた
報告文と実際の差分が食い違っていた箇所を指摘している。
観点の表で採点する自分で採点する

その指摘は、受け取った側が動けるか

書いた指摘を、「受け取った側がそのまま直せるか」という観点で採点してください。

4要素がそろっているか

まだ
感想や好みにとどまっている指摘がある。
できた
すべての指摘に、場所・何が起きるか・再現手順・直し方がある。
よくできた
4つを書けなかった指摘を取り下げ、その判断を記録している。

この回の情報の出どころ

この回の記録

書いた内容はこのブラウザの中だけに残ります。送信はしません。 成果物そのものではなく、どこにあるか(ファイルの場所、ブランチ名など)を書いてください。 鍵やパスワードは書かないでください。

確かめた結果

見る順番を守ったか
その指摘は、受け取った側が動けるか
置き場所を書き、すべての確認を「できた」以上にすると、記録つきの完了になります。

AIに見てもらう(任意)

使わなくても、すべての回は完了できます

作ったものを、この回の観点表に照らして見てもらえます。返ってくるのは助言であって、 合否ではありません。完了にするかどうかを決めるのは、いつでもあなたです。 自分のAPIキーを使うため、料金はご自身のアカウントに請求されます。

先に、上の「この回の記録」ですべての確認に自分で評価を付けてください。 モデルの評価を先に見ると、自分の判断がそれに引きずられます。

プロバイダ

キーはこの実行にのみ使われ、保存もログ出力もしません。ブラウザにも残らないため、ページを離れると再入力が必要です。

APIキーを発行する