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進め方を選ぶ、という作業

レベル 1実践進め方の型を選ぶ75

先に読む回:仕様に何を書き、何を書かないか

この回でできるようになること

  • 代表的な進め方を、前提と手間の重さで比べられる
  • 案件の大きさ・不確かさ・失敗したときの影響に合わせて工程を削り、削った理由を書ける

おさえておくこと

進め方は道具であって、教義ではありません

どの進め方にも、想定している規模・体制・許せる失敗の大きさがあります。

重すぎると
個人開発の小さな修正に重い手順を当てはめれば、あとに残るのは成果物の維持費だけです。
軽すぎると
影響の大きい変更をその場のやり取りだけで進めると、決めたことが記録されないまま消えます。

選ぶ基準は流行ではありません。失敗したときに何を失うか、です。

比べるときの5つの軸

  • 大きさ
  • 不確かさ
  • 失敗したときの影響
  • 関わる人数
  • 成果物を維持する手間

この5つで並べると、進め方の違いが見えてきます。違いは要するに「どの段階に時間を前倒しするか」です。仕様に前倒しするのか、計画に前倒しするのか。あるいは前倒しせず、作って確かめる回転を速くするのか。

「削ること」も設計のうち

進め方を採り入れるときは、使わない部分を決めて、記録に残してください。

記録がないと、あとから見た人(半年後の自分を含みます)が、意図的に省いたのか手を抜いたのかを区別できません。短い決定記録(ADR)が、ここでは一番割に合います。

ここまでで分からないところがあれば、この回の本文だけを使って答えてもらえます(任意・自分のAPIキーが必要です)。

この回では扱わないこと

  • プロジェクト管理の一般論
  • チームや組織への導入の進め方

やってみる

捨ててよいリポジトリで60

3つの案件に、進め方を割り当てる

性質の違う3つの案件について、それぞれ進め方を選び、どこを削ってどこを残すかを決めます。

やること

  1. 案件A:個人用の小さなツール。作るものははっきりしていて、失敗しても誰も困らない。
  2. 案件B:すでに動いているサービスの、支払い処理の変更。要件はやや曖昧で、失敗するとお金に影響が出る。
  3. 案件C:新しいプロダクトの試作。何を作るかまだ分からず、作り直す前提。
  4. それぞれに進め方を1つ選び、大きさ・不確かさ・失敗したときの影響・関わる人数・維持の手間の5つの軸で理由を書きます。
  5. それぞれについて、使わない工程を1つ以上挙げて、省く理由を書きます。

できあがるもの:3案件分の選択と理由、省いた工程とその理由を書いた Markdown ファイル

できたかどうかの確かめ方

こういうときどうするか自分で採点する

3案件の割り当てに、理由があるか

3つの案件それぞれについて、選んだ進め方と、5つの軸での理由を確かめてください。

軸を使えているか

まだ
進め方の一般的な説明にとどまり、案件の事情とつながっていない。
できた
それぞれの案件で、少なくとも3つの軸を使って説明している。
よくできた
3案件で違う進め方が選ばれていて、その違いが軸の値の違いから出てきている。
観点の表で採点する自分で採点する

削った部分に、理由があるか

それぞれの案件で使わないことにした工程について、省いた理由を採点してください。

省く根拠

まだ
「不要」とだけ書いてある。
できた
省くことで何を失うか、それでも構わない理由が書かれている。
よくできた
どうなったら省略をやめて戻すか、その条件まで書かれている。

この回の情報の出どころ

この回で触れている外部の情報は、いちばん古いもので 2026-09-14 に確かめたものです。 この日付は ADR-0019 の一次情報一覧から引き継いでいます。

この回の記録

書いた内容はこのブラウザの中だけに残ります。送信はしません。 成果物そのものではなく、どこにあるか(ファイルの場所、ブランチ名など)を書いてください。 鍵やパスワードは書かないでください。

確かめた結果

3案件の割り当てに、理由があるか
削った部分に、理由があるか
置き場所を書き、すべての確認を「できた」以上にすると、記録つきの完了になります。

AIに見てもらう(任意)

使わなくても、すべての回は完了できます

作ったものを、この回の観点表に照らして見てもらえます。返ってくるのは助言であって、 合否ではありません。完了にするかどうかを決めるのは、いつでもあなたです。 自分のAPIキーを使うため、料金はご自身のアカウントに請求されます。

先に、上の「この回の記録」ですべての確認に自分で評価を付けてください。 モデルの評価を先に見ると、自分の判断がそれに引きずられます。

プロバイダ

キーはこの実行にのみ使われ、保存もログ出力もしません。ブラウザにも残らないため、ページを離れると再入力が必要です。

APIキーを発行する