最終更新
リンドくん
たなべ先生、API通信でrequestsライブラリを使ってるんですけど、httpxっていうのもあるって聞きました。何が違うんですか?
たなべ
httpxはrequestsの次世代版と言えるライブラリなんだ。
特に非同期処理やHTTP/2対応など、現代のWeb開発に必要な機能が充実しているよ。
Pythonでウェブアプリを作るとき、必ず必要になるのがHTTP通信です。
天気予報を取得したり、SNSのAPIを使ったり、外部サービスとの連携は現代のプログラミングでは必須の技術ですよね。
これまでrequestsライブラリが広く使われてきましたが、最近注目されているのがhttpxという新しいライブラリです。
より高速で、より安全で、より使いやすいHTTP通信を実現できる優れたツールです。
この記事では、httpxの基本的な使い方から実践的な活用方法まで、初心者の方でも理解できるよう解説していきます。
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httpxは2019年に登場したPythonのHTTPクライアントライブラリで、以下の特徴があります。
requestsライブラリには以下の課題があります。
httpxはこれらの問題を解決し、より高速で安全なHTTP通信を提供します。
リンドくん
非同期処理って具体的にどんなメリットがあるんですか?
たなべ
例えば3つのAPIを順番に呼ぶと3秒かかる処理が、非同期なら同時に呼んで1秒で完了できるんだ!
非同期処理
リンドくん
httpxって本当に便利そうですね!今度のプロジェクトで使ってみます。
たなべ
素晴らしい!httpxを使うことで、より高速で安定したアプリケーションが作れるようになるよ。
特に複数のAPIを扱うプロジェクトでは威力を発揮するはずだ!
httpxを使うべき理由をまとめておきましょう。
httpxは現代のPython開発において必須のライブラリです。
requestsから移行する価値は十分にあり、新しいプロジェクトでは最初からhttpxを選択することをお勧めします。